①起床からスタートまで
・朝食→宿の朝食付きプランを予約していたので、決められていた4時半に摂りました。白ご飯にお味噌汁、生卵 や焼きのり、冷奴に梅干し、煮物などついつい食べ過ぎてしまうような満足の内容でした。
ですので、昨日多めに買っておいた食料はレース後に摂るものとして持ち越しました。
身支度を済ませ、特にやることはなかったので移動し6時前には会場入りしました。

この光景を見るとまた戻ってきたなという気持ちになりました。
②大会までの練習
今回の山頂コースの大会に向けて、試走やトレイルでの対策はしませんでした。試走をしなかったのは、富士山の登頂は当日の楽しみということで残しておきたかったからです。ただ、ファンランという気持ちではなく、しっかりと全力を出して終わりたいと臨みました。シューズもロード用ではなく、グリップが効いたトレイル用のシューズの購入も考えましたが、おそらくトレイルはこの一度きりもなくはないので止めました。
トレーニングは2週間前に一度、身体を動かし続けることを目的としたロングジョグを行いました(約30kmで2時間30分)。それ以外普段と変わらないジョグとポイント練習を行っていました。

③レース
ゼッケン番号で、招待選手含め自分より早いランナーが40名近くいることを想定していました。私はトレイル区間では遅くなるのは分かっていたので、その区間に入るまでのロードの部分でタイムを貯金しようと考え、スタートから無理のない範囲でギアを上げていきました。
幸い、神社を過ぎてからの林道では集団で走ることが出来たので、思ったほど苦しまずには済みました。呼吸も余裕がある感じで、暑い中トレーニングしていた甲斐があったと思います。
五合目以降はYouTubeで何度もコース動画を見ましたが、走るのは初めてでした。
岩場などのゾーンでは、履いていたGhostMaxは非常に滑り、失敗したなと思いました。ただ、まだガシガシ使える状態のヴェイパーフライ3を履いてしまっていたら、今回のレースでダメになってしまっていたと思うので、これで良かったと思っています。
走っていくにつれ、前傾姿勢の時間が長かったためか、背中の疲労そして、普段あまり疲労を感じないアキレス腱がきつくなってきました。
八合目辺りで一度集中力が切れかけ、標高の高さもあってかよろけてコースから外れそうになるヒヤッとした場面がありました。気を抜いてしまうと怪我にもなり兼ねないと思ったので、もう一度気を引き締めて山頂までを目指しました。
結果は、3時間20分09秒(27位)


雲からの青の移り変わり素敵✨

登頂記念に撮っていただきました。
山頂はビールやカップ麺、コーラなどの飲食物やキーホルダー等、色々販売していました。特に空腹やのどの渇きはなかったので、写真を撮った後は補給をせず下山を始めました。
しかし、この判断は失敗でした。帰る時間までは余裕があったので、疲労もありゆっくり戻ろうと考えていましたが、斜面が急すぎて歩いて戻りたいのに走らなければいけない状態でした。ブレーキをかけながら脚に負担がかからないようにしましたが、そのことが余計にお尻周りの筋肉に負担をかけ大変でした。
また、途中にトイレを使用できる所はあっても、何か食料や水分を販売している所はなかったのでエネルギーのチャージが出来ませんでした。結局、預けている荷物を受け取るまでは地獄のようでした。

北麗公園に戻って、ビールと富士宮やきそばをいただきました。去年の五合目走ったときも同じ組み合わせを選んだ気がします。
富士山駅に戻ってからは、地下にあるお店で吉田うどんを食べようと思っていましたが、着いたときには完売しており、食べれませんでした。結局、帰りのバスの時間もあったので、ソフトクリームを食べました。

今回の富士登山競走では無事時間内に登頂し、怪我もなく終えることができホッとしています。これで、マラソンのグランドスラムと言われているフルマラソンのサブ3、今回の山頂コースの完走がクリアとなりました。残すはウルトラマラソンでサブ10となったので、来年はウルトラマラソンに挑戦するのもありかなと考えています。
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